山行報告 | 【記 長谷川】 |
2005・4/16〜17 上越 神楽峰&大源太山 | メンバー 長谷川、尾藤(OB)、他 |
神楽峰の登り | 大斜面を滑る | 苗場山を望む | 大源田山山頂 |
コースタイム
16日 神楽峰
所沢7:00⇒三俣スキー場10:30→リフト終点11:15→神楽峰12:30〜12:45→田代スキー場13:15
17日 大源太山
元橋8:00→林道分岐9:00→P1362 10:30→P1454上11:45〜12:00→三角山12:40→大源太山13:15〜13:30→鞍部13:45→平標新道分岐14:15〜14:45→元橋15:15⇒所沢20:00
16日 神楽峰
三俣スキー場から神楽スキー場にリフトに乗り継いで登る。
一番上のリフトは動いてないので歩くことにする。シールをつけて快適に登る。
針葉樹林帯を抜け傾斜の落ちた斜面を登るとすぐに稜線に出て神楽峰頂上に向かう。今までかかっていたガスも晴れて佐武流山、白砂山など信越国境の山々が眼前に広がる。
当初中尾根を滑る予定だったが、眼下の無木立の大斜面に誘惑されて、田代スキー場めがけて滑ることにする。
斜面をいっぱいに使って滑り、沢の源頭より左の木立の中に入っていく。広い斜面をさらに滑ると田代スキー場に出た。後はゲレンデで時間まで遊んで下山。
17日 大源太山
今日は快晴。元橋の駐車場は登山者の車でいっぱい。平標山は混みそうだ。
別荘地を抜けたるとところでシールをつける。今年はかなり積雪が多い。
谷川の流れは春の気配を漂わせあくまで明るい。
平標山に向かう人々はヤカイ沢左岸の尾根に入っていく。
私たちは平標新道分岐付近で右の林道に入る。この道は送電線管理の道らしい。陽当りの良い斜面にはフキノトウが顔をのぞかせている。
尾根に上がり林道もおしまいになるが、明瞭な踏跡が続いている。
地図には出ていないが浅貝から三角山に登っている道らしい。P1454を過ぎたあたりからかなり雪庇が張り出してくる。稜線直下は傾斜がきついのでスキーを担いで登る。やっとの思いで三角山に上がるとようやくドーム状の大源太山が姿をあらわす。
ここからは傾斜の緩い広い尾根で快適に高度を上げる。主稜線分岐から10分ぐらいで大源太山につく。正面には笹穴沢の大斜面が広がる。滑ってみたいが赤谷川に降りるわけにはゆかない。
いよいよ滑降開始。広い尾根を主稜線分岐まで滑り、雪庇に注意しながら狭い尾根を平標山との鞍部まで下る。ここから河内沢源頭めがけて急斜面を一気に滑る。
出だしは40度ぐらいはありそうだ。すぐにブナの疎林の中の滑降となるが相変わらず急斜面が続く。右の沢を渡りトラバースして尾根に上がる。
尾根を右に滑り込みから唐松林になると傾斜が落ちる。すぐに林道に出た。
のぼりに5時間かけたのにたった30分で大滑降は終わってしまった。
平標山の喧騒を尻目に、誰にも会わない私たちだけの山行となった。
大休憩のあと林道を元橋まで滑る。